【卒業式×Ai】コロナで様変わりした卒業式のあり方とは!

コロナ感染拡大によって、学校の卒業式のあり方も様変わりしています。

というのも、ソーシャルディスタンスやマスク・消毒などを基本としながら学校生活を送ってきたわけですが、これが想像以上にさまざまな場面で影響をもたらし、特に1年の最後のしめくくりでもある卒業式や卒業アルバム作成に大きな影響を与えました。

そこで今回は、コロナで様変わりした卒業式をテーマに取りあげ、併せてAiを活用したアルバム作成もご紹介していきたいと思います。

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コロナ禍による卒業式の多様化

毎年この卒業シーズンともなると残り少ない学校生活を有意義に過ごそうと、生徒ばかりではなく先生や保護者もなんとなく力が入るものです。一方で、昨年のコロナ禍の卒業シーズンはどのようなものだったのか、そして今年度はどのような形式が予想されるのかみていきます。

令和2年(2020年度)の卒業式

令和2年(昨年)の卒業式は、密をさけながら喚起やマスク・消毒の徹底・入場制限を行い先生・生徒のみでの開催や、各教室で式典の様子を中継しながら行う学校、中にはやむを得えず中止を決定した学校もあり、それぞれに全く異なった形式となりました。

令和3年(2021年度)の卒業式は?

令和3年(今年)の卒業式は、すでに開催が決定されている学校が多くあります。

その理由として、今年は緊急事態宣言が年明けにも発動されたものの一斉休校の措置はされず通常通り学校生活が送られたため、卒業式も予定通り開催されるものと考えれます。しかし、学校によっては入場制限や時間の短縮、さらには校歌斉唱を省くなど何らかの感染対策が行われながらの決行となるでしょう。

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今年の卒業式もこのように従来とは全く異なった形式となりそうですが、コロナ感染拡大によって翻弄されたのは行事ばかりではなく、生徒や親御さんも楽しみにしている卒業アルバムにまで影響を及ぼしました。

 

コロナ禍での卒業アルバム作成が困難な理由

卒業アルバム作成が困難な理由として、主に以下の2つがあげられています。

相次ぐ行事の中止

卒業アルバムの大半は運動会や修学旅行といった大きな行事をメインに掲載してきたのが一般的ですが、新型コロナ感染拡大によって学校行事の中止が相次ぎ、アルバム作成の難航が昨年から見られるようになっています。

 

ある学校の昨年の事例では、掲載予定だった枠をどう工面してよいか考えた結果、生徒ら自身で撮影した写真を掲載するなど、工夫をしながらの作成となり思い出作りに腐心した学校もありました。

マスク姿で生徒の表情が読み取りにくい

マスク姿の場合生徒の顔がはっきり区別できない、といった写真も多くそのため生徒をまんべんなく選定ことが困難な状況です。

 

このように、これまでとは違う状況が重なりアルバム作成の遅れをとっていましたが、Aiを活用することで作業効率をあげることが可能です。では、どのようなものなのか早速みていきましょう。

Ai活用で効率的にアルバム作成

実際に、Aiを活用してアルバム作成を行った先生方の感想の一部には、

「今まで2日缶詰して作業をしてきたが1~2時間で終わった!」

「時短でできた!7割近くの印刷コストや時間が削除できた。」

「セレクトに時間がかからない分デザインやレイアウトに割ける時間が増えた」

など、Aiの有効性を感じており、中でも以下の2つの作業が簡単に行えることで効率化に繋がっています。

Aiで生徒の登場回数カウントを自動化

事前に生徒の顔を登録することによって、Aiが自動で登場回数のカウントを行い全生徒をまんべんなくセレクトすることができ、マスク姿でも目の周辺で識別することが可能なため似たような生徒との区別に役立ちます。

Aiによる顔認証技術で写真の選定・確認作業が時短

卒業アルバム作成の中で最も時間を要するのが、写真の選定や確認です。

クラスの数や人数が多くなればなるほど手間や時間もかかりますが、Aiの顔認証技術を活用することで大幅に負担を減らすことができ、その分デザインなどの時間に充てることも可能です。

引用元:アルバムスクラム 卒業アルバム 働き方改革システム Album Scrum | 株式会社エグゼック EXEC CO.,LTD (phst.jp)

 

では最後に、Aiを活用することで多様化する卒業アルバムについて触れていきます。

Ai導入で卒業アルバムも多様化が進む

卒業式同様、卒業アルバムもそれぞれの状況に合わせAiを活用しながら新しいスタイルへとシフトさせています。

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写真が動き出す?スマホでかざすアルバム

スマホアプリ「Pimory viewer」で写真をかざすと、まるでその場面に戻ったような臨場感を味わえる卒業写真も登場しています。

 

この「Pimory viewer」は、AR総研株式会社で開発された動画の埋め込みシステムが活用されており、写真にスマホをかざすと写真が動き出すのですが、その仕組みは、写真の画像をAiの画像認識で読み取り、その後ARの拡張技術で情報を付け足したものと思われます。

 

動画を再生する時間は90秒までと決められていますが、実際に再生してみると十分な時間で思い出を振り返ることができ、時が経つにつれて良い思い出となるでしょう。

引用元:https://www.sotugyou-kinenhin.com/

 

その他にも、オンライン授業風景を卒業アルバムにするなど、コロナ禍を逆手にとり従来とは違う形式で作成する学校も増えています。

まとめ

コロナで様変わりした卒業式や、卒業アルバム作成についてご紹介致しました。

多くの学校がコロナ感染拡大によって試行錯誤を繰り返しながら、コロナ禍ならではの思い出作りに力を入れています。

今年度はアルバム作成が終わっている学校も、来年の参考にAiを活用しながら手軽に作成してみてはいかがでしょうか。

 

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