【Ai×家電】ヘルシオと3つ星ビストロを徹底検証!選ぶポイントとは

オーブンレンジの中でもAiが活用されているとして人気商品であるビストロとヘルシオですが、実際のところ一体どっちがいいの?と迷う方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問を解消するため、今回はヘルシオ(AX-XW500)とビストロ(NE-BS2700)を徹底検証致しました。
それぞれの特徴や、最終的に選ぶポイントをご紹介していますので参考にご覧ください。
目次
Ai搭載のオーブンレンジのメリット
最近の家電には、Aiが搭載されているのものが多くあります。
Aiが搭載されることで調理の時短を叶えたり、コミュニケーションが可能になったり、自分の使い方によって好みをAiが学習し提案してくれるなど、オーブンレンジの使い勝手をさらにグレードアップさせてくれます。
中でもシャープ・ヘルシオ(AX-XW500)は、音声認識によってAiが生活時間に合わせ料理を提案、パナソニック・スチームオーブンレンジビストロ(NE-BS2700)においては、スマホとの連動によって外出先から食べたいメニューを専用アプリ・キッチンポケットから選ぶことで、帰宅後にはビストロにメニューが新しく加わり料理初心者の方でも分かりやすく食事作りの支援を行ってくれます。
今回は、各メーカーとも比較しやいよう2020年発売のシャープ・ヘルシオ(AX-XW500)とパナソニック・スチームオーブンレンジビストロ(NE-BS2700)に絞り紹介していきます。
Ai搭載のヘルシオとビストロの違い
では、早速ヘルシオ(AX-XW500)とビストロ(NE-BS2700)の違いを分かりやすく解説していきます。
基本性能比較
商品名 | シャープ・ウォーターオーブン
ヘルシオ(AX-XA10) |
パナソニック・スチームオーブンレンジ
3つ星ビストロ(NE-BS2700) |
倉庫容量 | 30L(2段調理) | 30L(2段調理) |
加熱方式 | 過熱水蒸気
熱風コンベクション |
サイクロンウェーブ加熱
大火力極め焼きヒーター(グリル) |
オーブン
温度調節範囲 |
100~250・300℃
スチーム発酵・発酵(30・35・40・45℃) |
70~300℃ |
レンジ出力 | 1000W・600W・500W・200W
相当 |
~1000W |
省エネ設計 | 省エネ基準達成・待機時消費電力ゼロ・電源オートオフ機構 | ECONIVI
自動電源オフ機能 |
取説掲載メニュー数(自動メニュー数) | 338(382) | 333(292)
スマホと連動することで、新メニューを追加でき料理の幅が広がる |
庫内有効寸法
(mm) |
幅395×奥行305×高さ240 | 幅394×奥行309×高さ235 |
外形寸法
(mm) |
幅490×奥行430×高さ420 | 幅494×奥行435×高さ370 |
質量 | 約25kg | 19.6kg |
定格消費電力 | レンジ1460W
オーブン・グリル1410W |
レンジ1400W
オーブン・グリル1400W |
電源 | AC 100V(50Hz-60Hz共用) | 100V・50Hz/60Hz |
解凍機能 | スチーム解凍(全解凍・さっくり解凍) | 芯までほぐせる解棟(全解凍・半解凍) |
基本性能を比較する限りでは、どちらも似ているようですがビストロが新メニューをあとから追加可能といった部分や、ビストロの質量が19.6㎏に対してヘルシオが25㎏と約5㎏の差があること、そして、実際に設置する場合ヘルシオは水蒸気を利用するため上面を10㎝は開け排気する必要がありますので、この幅も考えて選ぶ必要があります。
しかし、これだけでは検討材料としてはまだ不十分なため徹底的な違いを調査していきます。
ヘルシオの特徴
ヘルシオ(AX-XA10)の特徴は以下の通りです。
①ヘルシオには、「水で焼く」という水蒸気を利用したヘルシオにしかない独自の加熱調理方法があり、この水が庫内でさらに100℃以上に達することで食品に大量の熱を加え食材を過熱していくのですが、この調理法によって抗酸化・脱油・減塩の効果がみられています。
②「まかせて調理」というキーを利用することで冷凍・冷蔵・常温とばらばらな状態でも、Aiが自動でちょうど良い加減にそれぞれの調理を行ってくれる自動調理も備わっています。
引用元:https://jp.sharp/range/products/axxa10/feature/auto/
この調理法の具体的な仕組みは、過熱された水蒸気が温度の低い食材に多くの熱を与える特性を活かした、水だからこそ可能にした調理法です。
引用元:https://jp.sharp/range/products/axxa10/feature/auto/
③水蒸気に「赤外線ムーブセンサー」と「温度センサー」の2つのセンサーを組み合わせることで、ムラを抑えてほどよく焼き上げることが可能になりました。
④「まかせて調理」では、網焼き・揚げる、焼く、炒める、蒸す・茹でるの4つの機能が搭載され、料理のバリエーションも広がります。
⑤Aiの音声機能搭載機能では、「オートメニューをどれにしたら良いか分からない」「何を作ったら良いのか分からない」といったお困りの際に、Aiが内容によって応えてくれます。
ビストロの特徴
ビストロ(NE-BS2700)の特徴は以下の通りです。
①凍ったままの食材を、そのまま調理してくれる便利機能があります。
下ごしらえさえできていれば、解凍→揚げるといった工程を省き忙しい時間帯の調理を支援します。
引用元:https://panasonic.jp/range/feature/grill.html#freezer
②「大火力極め焼きヒーター」と「高精度・64眼スピードセンサー」で温度の異なる2品を同時に効率よく温めることが可能です。
この調理法の仕組みは、独自の高温フェライトがマイクロ波を吸収してフライパンのようにアツアツに、そして、食品の温度が冷凍か常温かを判別することでそれぞれの調理を1度で行えることが可能になりました。
引用元:グリル機能 | スチームオーブンレンジ・電子レンジ | Panasonic | Panasonic
③耐熱ボールに材料を入れスタートするだけで簡単に調理ができるのでお子さんでも安心して調理を行うことができます。吹きこぼれにはセンサーが働くので庫内を汚すこともありません。
④買い物などに行った際、食材をみてメニューを決めたい場合は、食べたいメニューを専用アプリ・キッチンポケットから選ぶことで、ビストロ自体にメニューを追加することもできるので備え付けのメニューに飽きることもありません。アプリ内では、作り方やユーザーからのアドバイスなどを見ることができます。
どちらもAiやセンサーが搭載され、異なる食材が一度に調理できる機能が搭載されていますがそれぞれ全く違う調理法です。そして、どちらも節電に繋がるよう工夫されており、ヘルシオに至っては調理の度に電気代をいくらかかったのかAiが表示してくれるので安心ですし分かりやすいです。
ヘルシオと3つ星ビストロの口コミ徹底検証
続いて、ヘルシオ(AX-XA10)とビストロ(NE-BS2700)それぞれの口コミを徹底検証していきます。口コミ内容は、アマゾンのカスタマーレビュー・価格ドットコムから抜粋してご紹介致しました。
ヘルシオ・口コミ
https://jp.sharp/range/difference/
・「使ってみたらもう戻れません。購入してからはフライパンやコンロも一度も使うことなく旅行をキャンセルしてでも買うべきと言う勝間和代さんの言っていることが、痛いほど分かりました。」
・「上段で魚焼いて、下段で茶碗蒸し、これが同時にできる感動をぜひ体感してほしいです。」
・「素材の味がそのままうまみになりとっても美味しく頂けますが、大きくて重いです。見た目はスマートに見えますが・・・。」
・「調理中にAiが話しかけてくれるのは楽しいです。特に、『栄養士のワンポイントアドバイス』は家族に好評です。」
・水蒸気でビショビショになるのかと思うと意外と、そうならないです。ご飯を温めた時は、濡れてましたがそのタイミングで中をサッと拭くと綺麗になります。
引用元:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: シャープ ヘルシオ 30L 2段調理タイプ ブラック AX-XA10-B
価格.com – シャープ ヘルシオ AX-XA10 レビュー評価・評判 (kakaku.com)
ビストロ・口コミ
https://panasonic.jp/range/
・「一番すごいと思ったのが、2品同時調理です。届いた日にラザニアを上で焼き下でチーズリゾットを解凍温めしましたが、どういう仕組みだろうとつい中をのぞき込んでしまいました。2品同時に熱々の状態で仕上がるので本当に嬉しいです。」
・「基本的な操作はトリセツは必要ないほど簡単で迷うことがないくらい。唐揚げもつきっきりで調理することもなくその分他の作業ができるし、出来上がった唐揚げはジューシーで柔らかく揚げてないなんて嘘みたい。」
・「ボールに材料を入れたらあとはお任せ!という『ワンボールメニュー』は時短、手間抜きをサポートしてくれ、バリエーションも豊富。ペンネ、カレー、親子丼、八宝菜などは迷わずレンジで作れます。材料を切っておくだけで良いし、毎日の献立に試行錯誤しなくなりました。」
・「なんといっても『温めボタン』一つで設定した温度に温めてくれるのがありがたい。」
・「機能面では芯までほぐせる解凍は重宝しています。またオートクリーン加工も庫内の手入れがしやすく効果があると感じています。」
引用元:価格.com – パナソニック 3つ星 ビストロ NE-BS2700 レビュー評価・評判 (kakaku.com)
ヘルシオ・ビストロの違い
ここまでの検証によると、両者どちらも異なった料理が同時に行え、食材を切って材料を入れほったらかしでも簡単に美味しい料理ができる、という部分は共通しています。
また、口コミでは紹介していなかったオーブン機能も満足との口コミがどちらもみられました。
しかし、前述したように質量が若干ヘルシオの方が大きい分設置が難しい点がありましたが、Aiの自動音声によって好みや減塩メニューなどの提案をしてくれ、全てを頼りたい方や健康に気を付けたい方にはおすすめです。
一方ビストロは、なんといってもデザイン性が高く人気の商品です。使い方もシンプルで分かりやすく、ワンボールで作れる料理も豊富なので共働きの家族にも好評です。
最終的に選ぶポイントとは
では、最後に最終的にどちらかを選ぶ際のポイントをお伝えしていきます。
1.質量・サイズ確認
2.使い勝手・お手入れのしやすさ
3.自分のスタイルに合ったもの
どちらも高額商品ですし、機能性もよく似ています。
そして、実際に購入した方の感想では両者奮発した分、放っておいてもしっかり調理ができることで激的に時間の余裕が生まれたほか、フライパンを使用しなくなったことで洗い物が少なくなるなど、価格以上にこうしたメリットが上回ったことが分かりましたので、選ぶ最後の決め手として、質量・サイズ・デザインの好み・健康志向によって選ぶと良いでしょう。
まとめ
本記事では、シャープ「ヘルシオ」(AX-XA10)とパナソニック3つ星「ビストロ」(NE-BS2700)の両者徹底検証を行いました。
口コミでもご紹介したように、Aiが搭載されることでこれまでになかった便利さを感じたり、仕上がりに満足するなど、どちらの機能も価格に見合った商品である事は間違いないようです。
ご自分やご家族の生活スタイルに合わせ、これまで以上によりよい生活を送られるようご検討されてみてください。
Aiチョイスでは、いま気になるニュースやAiに関する情報をお届けしております。気になる記事がありましたら参考にご覧ください。